第92回文化講座 「彫ることは祈ること」講師 山? 龍雲

 

講師 山? 龍雲
9月16日(水)山?龍雲大仏師を講師にお迎えして文化講座が開催されました。
先生は、昭和23年に香川県に生まれ20歳のときに父である仏師山?松雲先生に師事し、仏像彫刻の道に入られ、現在は、兵庫県の大本山須磨寺に工房を持ち全国寺院に仏像を納めていらっしゃいます。
仏像彫刻は、仏教が日本に伝えられて以来1,400年以上も作り続けられていますが、これは我が国で良質の木材が素材として用いられることが長い間伝えられてきた要因ともいわれており、現在は、仏像の好きな人、彫刻の好きな人がいつでも仏像彫刻をすることができる環境になってきているそうです。
先生は、師匠である松雲先生から、「仏像は入れ物だ。姿形だけでなく中に入る気持ちが素晴らしくなくてはならない。仏像の彫刻は技術だけでなく「一刀三礼」(仏像を彫刻するときに一刻みするごとに三度礼拝すること)である。」と教えられ、一緒に仕事をした10年間で精神面での多くのことを学んだそうです。
そして、先生は、「仏像は木の中に仏様が眠っている。一体の仏像を彫ることは世の中のすべてのことを教えてもらっているような気がする」と仰り、若いころから旅することが多く大きな遺跡を訪ねると「メッセージを残そう、仏師は間違いのないメッセージを伝えることが大事である」とこれまで仕事をされてこられたそうです。
また、講演の中では、大阪市にある高野山真言宗の寺院「どんどろ大師 善福寺」の弘法大師をお造りになった際のエピソードが羅針盤のようにご自身の方向性を導いてくれたとお話されたことが大変印象的でした。
ユーモアを交えた先生のご講演は、大変楽しく有意義なものであり先生に感謝申し上げます。
                     合 掌

 

9月16日(水)山?龍雲大仏師を講師にお迎えして
文化講座が開催されました。

先生は、昭和23年に香川県に生まれ20歳のときに
父である仏師山?松雲先生に師事し、仏像彫刻の道に入られ、
現在は、兵庫県の大本山須磨寺に工房を持ち全国寺院に
仏像を納めていらっしゃいます。

仏像彫刻は、仏教が日本に伝えられて以来1,400年以上も
作り続けられていますが、これは我が国で良質の木材が
素材として用いられることが長い間伝えられてきた
要因ともいわれており、現在は、仏像の好きな人、
彫刻の好きな人がいつでも仏像彫刻をすることが
できる環境になってきているそうです。

先生は、師匠である松雲先生から、
「仏像は入れ物だ。姿形だけでなく中に入る気持ちが
素晴らしくなくてはならない。
仏像の彫刻は技術だけでなく「一刀三礼」
(仏像を彫刻するときに一刻みするごとに三度礼拝すること
)である。」と教えられ、一緒に仕事をした10年間で精神面
での多くのことを学んだそうです。

そして、先生は、「仏像は木の中に仏様が眠っている。
一体の仏像を彫ることは世の中のすべてのことを
教えてもらっているような気がする」と仰り、
若いころから旅することが多く大きな遺跡を訪ねると
「メッセージを残そう、仏師は間違いのないメッセージを
伝えることが大事である」とこれまで
仕事をされてこられたそうです。

また、講演の中では、大阪市にある高野山真言宗の寺院
「どんどろ大師 善福寺」の弘法大師をお造りになった際の
エピソードが羅針盤のようにご自身の方向性を導いてくれたと
お話されたことが大変印象的でした。

ユーモアを交えた先生のご講演は、
大変楽しく有意義なものであり先生に感謝申し上げます。

                     合 掌

 

運営スタッフ活動報告2015-10-18 16:13:36

東日本仮設訪問(釜石)

 

東日本仮設訪問(釜石)
9月28日(月)、理事長と事務局2名で岩手県釜石駅からタクシーに乗り、工事用のトラックが行き交うまだまだ復興途中の風景、そして穏やかな海、4年前の事が想像できないとそんなことを考え眺めているうちに、「はまなすの会」のみなさんが住んでいる箱崎仮設住宅に到着しました。震災直後の風景とは変わり、港は整備されておりましたが、まだまだ手の届いていない地区もありました。
東日本大震災からまけないぞうの作り手さんとして、また昨年は、鈴鉦置きや袋物を作っていただくなど交流を持っているグループです。現在は5人のメンバーですが、当日は代表の佐々木さんとお二人の方が迎えて下さいました。
佐々木さん手料理のちらしずし、サンマ汁などを囲み、震災の事またそれ以前のチリ地震、十勝沖地震の事を昨日の出来事のようにそしてその時とは状況が違い、今までになかった災害だったと口を揃えて話され、私たちはただうなずいて聴いておりました。
しかしながら、自分の故郷を去ることはできない。その心の奥には、この地を離れないのは娘さんが帰るふるさとが無くなる。また、自身が数年後に戻った時の状況に落胆するよりは、この地で家庭菜園や花を育て、手芸を楽しみに一生懸命生活していると、力強い言葉で
話されました。「前向きに生きているのですよ」との言葉が忘れられません。
また、手芸の話になると話が尽きなくなり手作りの作品を見せて頂きました。
あっという間の短い時間の訪問でしたが、本当に明るく、生き生きしている姿にこちらが元気づけられたような気持で釜石を後にしました。           (事務局)

東日本仮設訪問(釜石)

9月28日(月)、理事長と事務局2名で岩手県釜石駅から
タクシーに乗り、工事用のトラックが行き交うまだまだ
復興途中の風景、そして穏やかな海、4年前の事が想像できないと
そんなことを考え眺めているうちに、「はまなすの会」の
みなさんが住んでいる箱崎仮設住宅に到着しました。
震災直後の風景とは変わり、港は整備されておりましたが、
まだまだ手の届いていない地区もありました。

東日本大震災からまけないぞうの作り手さんとして、
また昨年は、鈴鉦置きや袋物を作っていただくなど
交流を持っているグループです。
現在は5人のメンバーですが、当日は代表の佐々木さんと
お二人の方が迎えて下さいました。

佐々木さん手料理のちらしずし、サンマ汁などを囲み、
震災の事またそれ以前のチリ地震、十勝沖地震の事を昨日の
出来事のようにそしてその時とは状況が違い、
今までになかった災害だったと口を揃えて話され、
私たちはただうなずいて聴いておりました。

しかしながら、自分の故郷を去ることはできない。
その心の奥には、この地を離れないのは娘さんが帰るふるさとが無くなる。
また、自身が数年後に戻った時の状況に落胆するよりは、
この地で家庭菜園や花を育て、手芸を楽しみに
一生懸命生活していると、力強い言葉で話されました。
「前向きに生きているのですよ」との言葉が忘れられません。

また、手芸の話になると話が尽きなくなり手作りの作品を見せて頂きました。

あっという間の短い時間の訪問でしたが
、本当に明るく、生き生きしている姿にこちらが
元気づけられたような気持で釜石を後にしました。

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運営スタッフ行事報告2015-09-30 16:36:06

東日本大震災被災地訪問 石巻

 

東日本大震災被災地訪問  本多裕美
九月二十九日、宮城県仙台市に行って参りました。最初に津波により壊滅的な被害を受けた荒浜地区を訪れました。震災から四年半以上が経った今、瓦礫は撤去されているものの、津波により大きく押し曲がったガードレールや木が数多く点在し、住宅地であった場所は十メートルにも達したというこの地区では、現在長さ八三〇メートル、海面から七.二メートルの堤防建設を行っております。予定の高さを実際に見て、こんなに高い堤防でなければ津波を防ぐことは難しいことを知り、自然の脅威を改めて実感いたしました。海沿いには慰霊のために、津波の高さとほぼ同じ九メートルの荒浜慈聖観音様が建立されておりました。こちらで参加者一同、追悼の意を込め読経させていただきました。
その後、南三陸町の仮設住宅にて付近にお住まいの方にお集まり頂き、「お念珠作り」「折り紙作り」を行いました。どちらも細かい作業でしたが、お念珠の色を決め、糸を通し、抜けてしまったらやり直し…を繰り返し、出来上がって腕にはめた時や、折り紙がくしゃくしゃになるまで奮闘し二連や三連の折り鶴が完成した時の皆さんの嬉しそうな笑顔がとても印象に残っております。終始、和気あいあいととても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
震災から四年半が経った今、世間では過去のこととなりつつあるかもしれません。この度私は初めて現地を訪れ、自然を侮ってはいけないことと、失ったものの大きさを改めて痛感いたしました。今後、より一層の復興を遂げ、さらに多くの方が笑顔に溢れますよう願っております。

 

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九月二十九日、宮城県仙台市に行って参りました。
最初に津波により壊滅的な被害を受けた荒浜地区を訪れました。
震災から四年半以上が経った今、瓦礫は撤去されているものの、
津波により大きく押し曲がったガードレールや木が数多く点在し、
住宅地であった場所は十メートルにも達したというこの地区では、
現在長さ八三〇メートル、海面から七.二メートルの
堤防建設を行っております。予定の高さを実際に見て、
こんなに高い堤防でなければ津波を防ぐことは難しいことを知り、
自然の脅威を改めて実感いたしました。海沿いには慰霊のために、
津波の高さとほぼ同じ九メートルの荒浜慈聖観音様が
建立されておりました。
こちらで参加者一同、追悼の意を込め読経させていただきました。

 

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その後、南三陸町の仮設住宅にて付近にお住まいの方に
お集まり頂き、「お念珠作り」「折り紙作り」を行いました。
どちらも細かい作業でしたが、お念珠の色を決め、糸を通し、
抜けてしまったらやり直し…を繰り返し、出来上がって腕にはめた時や、
折り紙がくしゃくしゃになるまで奮闘し二連や三連の折り鶴が
完成した時の皆さんの嬉しそうな笑顔が
とても印象に残っております。
終始、和気あいあいととても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

震災から四年半が経った今、世間では過去のことと
なりつつあるかもしれません。この度私は初めて現地を訪れ、
自然を侮ってはいけないことと、失ったものの大きさを改めて
痛感いたしました。今後、より一層の復興を遂げ、
さらに多くの方が笑顔に溢れますよう願っております。

 

 

運営スタッフ活動報告2015-09-29 16:40:57

第7回東日本被災地訪問(無憂樹の会有志)

平成27年7月28日(火)~29日(水)

 

728日(火) 

全日仏婦の団体会員である無憂樹の会は全青協、
宮城県浄土宗仏教青年会と合同で石巻市渡波地区の
万石浦小学校体育館での支援を行うこととなりまた。

学童クラブに参加する生徒1年生から5年生
100有余名の子どもたちを対象に体育館に
ブルーシートを敷き各団体が次のイベントを
行いました。

○全青協は、バルーンアート、かき氷、スイカ割り

○宮城県浄土宗仏教青年会は、チョコ菓子、わたがしコーナー

○無憂樹の会は、オリジナルうちわの作成、お茶の入れ方講習

まず、子どもたちに白いうちわにおもいおもいの絵を描いてもらい、
その後、色々なシールを貼ったり、デコメのキラキラをつけたりして
オリジナルのうちわを作成してもらいました。

また、お茶の入れ方講習では、お茶の葉は、静岡玉露、
島根玉露を使って味くらべもしました。子どもたちは、
お行儀よくお座りして「おいしい」と
何度もおかわりする子もいました。
ペットボトルでのお茶に慣れている子どもたちにとっては、
急須にお茶の葉を入れてお茶を飲むことが
初めての経験であり大好評でした。

最後に校庭でスイカ割りをしました。

子どもたちとの楽しい時間は、たちまち過ぎて、
「また来てね?」のコールを背に午後4時頃に退館しました。

一見元気そうに見える子どもたちですが、
うちわに描いた絵はうちわいっぱいに描くのではなく、
うちわの隅に小さな絵を描いている子どもが
多かったように思います。

また、気を引くように甘えてくる子どもたちもいて、
子どもたちの心の内を痛感しました。

 

729日(水) 

気仙沼まで足をのばし、復興状況を見てまいりました。

海辺の復興市場で食事をして海産物等の買い物をしましたが、
南三陸町の庁舎の周りは土盛りをしている最中で、
庁舎が隠れる程の高さまで土に囲まれていました。

至る所で土盛りがされ海が殆ど見えなくなる状態で、
「寂しいことだ・・・、災害とは、復興とは・・・」
と思いながら帰宅しました。

運営スタッフ活動報告2015-08-18 16:03:57

第90回文化講座「ありがとう禅」

 

5月20日(水)午後2時
臨済宗大徳寺派大本山・大徳寺で修業し、
天台宗の僧籍を持つ町田宗凰・広島大学大学院教授を講師に迎え、
師が提唱する「ありがとう禅」を約30人が体験しました。
はじめにわかりやすい図で、人間の意識が顕在、潜在、無意識、
意識の四つの構造になっていることを説明しました。
人間性の核心には真意識(魂、仏性)という光の塊があり、
それを通すレンズ(潜在意識)が歪んだり、曇ったりしていれば、
現実というスクリーン(潜在意識)に映し出される現象も、
激しくゆがんでしまいます。 そこで潜在意識のゆがみを是正し、
それを磨いていけば、目の前に展開する現実が幸福感に
満ちたものに変化してきますと説きました。
 
傷ついた潜在意識を磨くには「ありがとう」と
反復発声するだけで良いのです。
「ありがとう」という言葉は母音で成り立っています。
この母音の共鳴音が超高周波の倍音を生み出し、
それが骨伝導によって中枢脳を揺さぶり、脳波が顕著に変化するのです。 
その微細振動が脳だけではなく全身の細胞に及ぶので、
真剣に発声さえすれば、初心者でも短時間かつ確実に
潜在意識の曇りやゆがみをとることが出来ます。
「ありがとう禅」の実践後、輪になって木魚に合わせて
「ありがとう」と何度も唱え、参加者たちは最後に
「体があつくなった」「光がみえた」
「感謝の想いがわいた」など、夫々感じたことを語り合いました。

 

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5月20日(水)午後2時

臨済宗大徳寺派大本山・大徳寺で修業し、

天台宗の僧籍を持つ町田宗凰・広島大学大学院教授を講師に迎え、

師が提唱する「ありがとう禅」を約30人が体験しました。

 

はじめにわかりやすい図で、人間の意識が顕在、潜在、無意識、

意識の四つの構造になっていることを説明しました。

人間性の核心には真意識(魂、仏性)という光の塊があり、

それを通すレンズ(潜在意識)が歪んだり、曇ったりしていれば、

現実というスクリーン(潜在意識)に映し出される現象も、

激しくゆがんでしまいます。 そこで潜在意識のゆがみを是正し、

それを磨いていけば、目の前に展開する現実が幸福感に

満ちたものに変化してきますと説きました。

 

傷ついた潜在意識を磨くには「ありがとう」と

反復発声するだけで良いのです。

「ありがとう」という言葉は母音で成り立っています。

この母音の共鳴音が超高周波の倍音を生み出し、

それが骨伝導によって中枢脳を揺さぶり、脳波が顕著に変化するのです。 

 

その微細振動が脳だけではなく全身の細胞に及ぶので、

真剣に発声さえすれば、初心者でも短時間かつ確実に

潜在意識の曇りやゆがみをとることが出来ます。

「ありがとう禅」の実践後、輪になって木魚に合わせて

「ありがとう」と何度も唱え、参加者たちは最後に

「体があつくなった」「光がみえた」

「感謝の想いがわいた」など、夫々感じたことを語り合いました。

 

運営スタッフ文化講座レポート2015-08-04 00:22:23