当連盟では1990年頃から、「優しい気持ちになった時・心の募金」運動を進めております。
その主旨は、子育てという家庭生活を通じて、青少年の情操教育を考え、
親子ともに感謝の気持ちを「心の募金」という形で表すものです。
募金には「日本の子供たちに情操教育を」、「世界の子供たちにほほえみと安らぎを」という二つの大きなテーマを掲げました。
21世紀を迎えた今日、世界は気候変動による環境破壊や自然災害が懸念されています。
そこで当連盟は新たに「子供たちを環境破壊や自然災害から守ろう」というSDGsに沿ったテーマを掲げ、「心の募金」運動に取り組んでまいります。
『全佛婦』年に二回、『沙羅の樹』年に二回、合計四回発行しています。
内容は当連盟の活動報告と仏教関係が中心ですが、皆様に役立つ情報と美しい紙面を心掛けています。
私たち自身の心の支えに、喜びに、そして静かなひとときを保つために、皆さまに写経を勧めております。
東日本大震災(平成23年・2011年)で被災した、進学や就職を希望している高校生の授業以外に必要な学習費用を1年12万円(1か月1万円)支給してきました。
当連盟では現在6名の高校生を支援しています。
これまでに23名の生徒が卒業し、社会で活躍しています。
※全国青少年教化協議会との共同事業
平成16年(2004年)から始めた花の種運動は、「子供たちの未来のために」を目的に「ひと粒の種」リーフレットに花の種を付けて皆様のお手元にお届けしてから17年の月日が経過しました。
今ではすっかり全日仏婦の「顔」になったようです。
リーフレットの歴代テーマは、「思いやりの気持ち」、「水は宝物」、そして「海はひとつ」と続き、花の種を育てる時に、子供たちに残す自然環境もふと考えて頂けたら、花も地球も笑顔が広がります。
現代社会にいかされた伝統文化を学ぶことを目指し、毎回様々な分野から講師をお招きしています。
年に4回、主に東京谷中の天王寺で開催しています。
1972年、インドビハール州ブッダガヤにおいて(財)国際仏教興隆協会の運営する印度山日本寺の境内に、(社)全日本仏教婦人連盟は無料の診療所の建物を建設し光明施療院と名付けました。
その後40年以上、光明施療院はずっと無料の診療事業を行い、現在までに総患者数は100万人を超えました。
諸先輩方のひとかたならぬ努力によって長い間重要な役割を果たしてきた光明施療院でしたが、近年のインドにおける著しい経済発展の現状に直面して創立当初必要とされた無料の診療事業を完了し、今日のインド社会の求める新しい事業に転換することになりました。
光明施療院は、女性や子供の識字率を上げる教育及び、衛生管理教育の施設とする新しい事業をめざして取り組んでいます。
当連盟は平成13年(2001年)より、インド・ベナレスのDCV(ダルマ・チャクラ・ヴィハーラスクール)の子供(8名)とSRF(シャープナナ―トゥ・リサーチ・ファンデーション)の子供(1名)、及び標高3500メートルのラダックの学校に通う子供(1名)を支援しています。 インドの子供たちは月額3000円の支援で教育を受けられ、生活していくことができます。現在、多くの子供たちが支援の待機中です。どうか皆様のご支援をお願い申し上げます。
※全国青少年教化協議会との共催事業
阪神・淡路大震災(平成7年・1995年)をきっかけに、平成9年(1997年)にタオル運動(まけないぞう)が生まれました。
当連盟とのご縁は、同年1月に神戸の須磨寺で催された阪神・淡路大震災犠牲者三回忌法要でした。
以来、被災者の方々と手を取り合いながら運動に参加しています。皆様から寄贈されたタオルは、かわいい「まけないぞう」に生まれ変わり、被災地への義援金となるばかりか、元気や勇気を届けています。
※被災地NGO恊働センターとの共同事業
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